フリースクールほほえみ学園は
不登校の生徒様に対して
学習・コミュニケーションの支援を行うことで
生徒様と未来・社会をつなぐところです。
ほほ先生の今までの家庭教師の経験から
例えば、このような生徒様
将来、看護師になりたいAさん
中学1年から朝起きることが辛くなったことで不登校になり、大幅に学習に遅れが出てしまいました。
中2から少しずつ学校に通い始めたけれど、授業についていけなくて家庭教師を依頼しました。(ほほ先生が担当)
数学・英語をメインに学習する中で、学習に気持ちが向かない時はとことんお話をして、元気が出てから学習を再開していきました。
本人が努力した結果、学習の遅れを取り戻し、中3から集団塾と学校に通うことを頑張り、第一志望の全日制高校に入学することができました。
ご本人の中で、色々な気持ちの変化を体験しつつ、少しづつ成長していくことで、夢に一歩近づくことができました。
不登校の生徒様の中には、起立性低血圧の方が多いです。ほほえみ学園では、メンタルケアと並行しつつ生活習慣を整えるアドバイスなどを行うことで、学習面・コミュニケーション面のみでなく、体調管理も含めて全人的に生徒様をサポートさせて頂いております。
ほほえみ学園の特徴
- コーチングによるメンタルケア
- 生活習慣を整えるアドバイス
- 生徒様に寄り添いつつ、学習に対する興味を引く授業スタイル
<コーチングによるメンタルケア>
ほほ先生も、学生時代に引きこもりになったことがあります。思い切って自分を変えるために、様々な行動や学習をしてきました。将来は、自分のように心理的に苦しんでいる人のためのサポートをしたい気持ちをずっと持っており、まずは自分を救うために働きながら通信制の福祉大学に入って心理の勉強を続けてきました。
特に、「なりたい自分の目標を持って、そのためにどうしたら良いか考えて計画を立てていく」というコーチングに興味を持ちました。
家庭教師や個別指導、心理相談を行う際に、コーチングを意識することで、今起こっているしんどい出来事を「将来のために必要な素晴らしい経験」に変えて、前向きな行動ができるようにしています。
<生活習慣を整えるアドバイス>
ほほ先生は10年以上、病院や介護施設で働く中で、実生活に役立つ医療的な健康知識を身につけています。
実生活で役に立つ健康知識
・肩こりを改善する歩き方
・疲れの取れる睡眠の取り方
・気持ちが楽になれる呼吸の仕方
など
生徒様のお悩みに応じてアドバイスをし、セルフケアを行なって頂くことで、学習しやすい心と体作りを促しています。
<生徒様に寄り添いつつ、学習に対する興味を引く授業スタイル>
ほほ先生は通信高校サポート校や適応指導教室において、集団授業・個別授業を行ってきたことで、学力に極めて遅れを取って「もう勉強なんか全く興味がない!苦痛でしかない!」といった生徒様に対して内容に興味を持てるような授業を行うスタイルを身につけてきました。
例えば、こんな授業にて。
歴史に全く興味がなかったBさん
〝マリー・アントワネットの一生を、各種エピソードと歴史的背景を混ぜながら一気に解説〟
「私、歴史の授業は出ないです!」と、初めの頃は歴史に拒否反応を起こしていたBさんが、「ほほ先生の授業なら出てみようかな。」といって教室に来てくれました。
歴史上の人物に焦点を当てて、物語のように話すと、どんどん授業に引き込まれていくBさん。
最後は「遊ぶのをやめてこの授業に来て本当に良かった!」と、満足そうに帰って行き、その後ほほ先生の授業には必ず参加してくれるようになりました。
歴史の授業が嫌いな生徒様が多いのは、つまらないのにひたすら「覚えろ」と、年号や出来事を羅列されるからです。
歴史は壮大なドラマです。人物に焦点を当てることで興味を持ってくれる生徒様は非常に多いので、ほほ先生は人物やエピソードを伝えることで、生徒様の共感を促す授業をしています。
そして、まずは授業に出て頂かないと伝えられないため、生徒様と信頼関係を築くために日常会話を非常に重要視しています。
初めて数学が役立つと知ったCさん
〝数学って社会に出て使うんですか?〟
数字を見るのも嫌だったCさん。簡単な割り算にも拒否反応を示していましたが、ある日理科の水溶液で濃度を求める計算をするときに、図を書きながら教えていたら、突然「あ、そういうことか!」と納得して、自分から計算に取り組み「初めて数学(算数)が何のためにあるのか分かりました!」と満面の笑みで嬉しそうに話してくれました。
計算が苦手な生徒様が非常に増えてきています。「何のためにやるのか分からない」のに、ひたすら解き続けることを強いられると、計算そのものが嫌いになります。
ほほ先生の授業では、社会でどんな時に計算が役に立つのかといった説明を混ぜながら、総合的に学習できるように工夫をしています。
発達特性が強く、座っていられないDさん
座って先生の話を聞くことができなかったDさん。すぐに時計を見たり、関係ないことを話し出したりして、授業になりません。
Dさんがロボットに興味があることから話を広げていき、ロボットカーや人間とロボットの共存に関する文章に興味が向くようになり、「国語」や「英語」の学習につながっていきました。
発達特性をお持ちの生徒様は、自分の興味のあることに熱中し、「先生の話を座って聞く」ことが苦手です。少しでも先生の話が自分の興味からズレると、そわそわして違う話を出したり歩き回ったりすることを始めます。
そのため、学校の画一的な授業が嫌いになって不登校になることが多いです。フリースクールでも、結局受け入れが難しいところも多く、自信をなくして社会との接触を避けるようになることもあります。
本人の興味に合わせながら、興味を広げる形で少しずつ学習に誘導していくと、授業に乗ることができます。
必要に応じて、個別オンラインで対応したり、ICT教材を使ったりすることで、本人にとって最適な学習環境を模索していきます。
生徒様の段階に合わせた個別プランをご提案させて頂きます
不登校の生徒様も、多種多様です。
人と関わることが苦手で完全に外に出られない生徒様、興味のある授業がある時のみ学校に行く生徒様、学習に遅れがあり授業についていけなくて不登校になる生徒様、学習はできるけど今まで勉強させられずぎてもう教科書を見たくもなくて不登校になる生徒様。
当然、支援内容も生徒様によって変えていく必要があります。
どうしても家の外に出ることが難しい生徒様には、最初に家庭訪問や画像なしのオンライン個別対応を行います。少しずつほほ先生と信頼関係を築くことが出来たら、オンラインで画像を入れたり、オンラインの集団授業に参加したり、スモールステップで人との関係に慣れていきながら、最終的には教室での集団授業に参加するようにしていきます。
少しずつ慣れて、少しずつ自信をつけながら色々な活動に参加していきましょう!