歴史は漫画で理解する!今イチオシの漫画のご紹介🎶

(画像はイギリスの王様のイメージです)
「セシルの女王」の最新刊が出ました!
私が大好きな漫画、「セシルの女王」は、イギリスのエリザベス1世とその忠臣であるウィリアム・セシルの、幼少期からのお話です。
エリザベス1世の父親は、ヘンリー8世。
男の跡継ぎがなかなか出来ず、奥さんを次々と取り替えたことで有名なイギリスの王様です。
また、「イギリス国教会」の初代の国王でもあります。
カトリックは離婚が許されないため、プロテスタント(↼抗議の意味)として自分で勝手に新しい宗教を作ってしまいました。
(↑猫ミームを作成したので、よろしければご覧ください)
1巻から、目まぐるしく人生を翻弄されるヘンリー8世の周りの人達に、私たち読者は目が離せません!
とうとう、待望の8巻が出ましたので、私は一気読みした上に、もう既に3回も読んでしまいました!
本当に時代背景も人物描写もストーリーも面白いんです!
イギリスのこの時代を知るには、本当に分かりやすい漫画だと思うので、是非小中学生に読んでもらいイチオシの漫画です!
「セシルの女王」の魅力
私が世界史の授業を受けていたのは高1まででしたが(私は理系コースだったため)、この時代の授業はもともと非常に印象に残っていました。
何人も奥さんを取り替えたヘンリー8世、ヘンリー8世をそそのかして結婚を迫った元愛人で稀代の悪女と言われたアン・ブーリン、アン・ブーリンのせいで身分を剥奪されて、自分が女王になったときにプロテスタントの人たちを殺しまくったブラッディ・メアリ(血のメアリ)。
初めてこの漫画を読んだ時、懐かしい授業の記憶が蘇るとともに、「そんな背景があるから、悪い人になってしまったんだな」と共感できるようなストーリー展開に心を奪われました。
また、7巻にはヘンリー8世の息子であるエドワード王子が、色々あって乞食のトムに間違えられるお話も出てきます。

もちろん、創作と創作の融合なのですが、私は小学生の時に王子と乞食を愛読していたためその記憶も蘇り、非常に楽しませて頂きました。
名作の紹介も一緒にしてくれているのですね🎶
物語同士のストーリーが繋がることは、非常に面白いことです。
「え?どこまで歴史でどこまで創作?」
と、自分で調べるきっかけにもなります。
小中学生の方には、是非読んで欲しいと改めて感じました。
歴史は漫画から入りたい
私は小さい頃から、漫画や物語本をたくさん読んできました。
そのお陰で、読んだ本の時代の話を先生がしていると、その話には特に引き込まれたのです。
そして、人間はもともと他人の人生、特に波乱万丈な生き方をしている人の人生の話が大好きです。
だから、ドラマやワイドショーがはやるわけです。
歴史で出てくるほとんどの人物は、波乱万丈で面白い人生を送っているため、ストーリー仕立てで人物に興味を持ちながら読み進めると共感が生まれ、頭に残ります。
頭に残っている人物の話が授業で出てくると「わかる」ので、めちゃくちゃ面白く、その授業が好きになります。
「歴史が好き!」となります。
「他にも色々知りたい!」となります。
他にも世界史だと、池田理代子さんシリーズがおすすめです。
「ベルサイユのばら」は有名で、フランス革命のことをよく知ることができますが、
ほかにも「皇帝ナポレオン」「天の涯まで(ポーランド分割の話)」「女帝エカテリーナ(ポーランドを分割した側の人)」は、同じ時代の話を違う国の視点から絡めながら知ることができるため、おすすめです!
私はほとんど世界史の授業を受けたことはありませんが、この時代であれば詳しいです!
日本史でおすすめの本はまたの機会に🎶
セシルの女王、是非お子様に読んでもらってくださいね!