ほほ先生が体だるい時にやって、めっちゃ元気になった極上のセルフケア

もくじ

①昼夜逆転気味で、1日中ダルくてやる気がない日が続いた時の私

②旦那さんに勧められてコレをやってみた次の日

③活動と睡眠、自律神経、免疫システムの関係

④コレをやる時の注意点と、他のセルフケアとの併用のススメ

⑤よもぎの足湯・腰湯のやり方まとめ

①昼夜逆転気味で、1日中ダルくてやる気がない日が続いた時の私

私は若い時にインドア派で運動不足になりがちだったためか、ものすごく体が疲れやすいです。

それでも、以前は介護の仕事や便利屋の仕事を体動かしまくって行っていたのですけどね。

体を動かしているときは、なぜか疲れ知らずに動き続けているのですが、休みモードになった瞬間にそれまでの疲れが一気に出て、しばらく動けなくなってしまいます。

数年に一度は、全く動けなくなる期間が来ます。

そういう時は、家でひたすら寝ることにしているのです。

今回は、冬休みに動けなくなりました。

それまで、数ヶ月の間、

「休みたい」「仕事やめたい」「無理したくない」

とブツブツ言いながらも、

「そんなのダメだろう!」

と気合と根性で仕事を続けていたのですが、ある日猛烈にお腹が痛くなって、もう続けてられなくて、仕事を休みました。

3日ほどで腹痛は治りましたが、「休みたい」欲は持続していました。

そして、年末年始に10日ほど休みをとって、ひたすら療養!と、家でゴロゴロ生活を始めました。

こんなに休んだの、いつぶりだろう?

3年前の12月は介護現場で夜勤専従をしながら、現場のない日は介護講師の仕事に入り、実質の休みが月に1回あるかないかで、その月1回の休みに執筆活動をして記事の入稿をなんとかこなしていました。

2年前の12月は、名古屋にいる母が突然大腿骨頸部骨折をして、在宅で介護をすることになったものの、介護講師の仕事が休めないので横浜と名古屋を行ったり来たりして仕事を続け、家庭教師で担当していた生徒はオンラインに切り替えて名古屋から授業をしていました。

母が「私は仕事を休まない!」と言い張るので、私は母の在宅介護と在宅での仕事を手伝っていました。

横浜と名古屋の行ったり来たりで、めちゃめちゃ疲れていたのですが、何とか乗り切りました。

1年前の12月は、自分の手術のため入院していました。多分、この頃から体が「もう無理」サインを出していたのかなと思います。

手術の次の日も、午後から講師の仕事で学校に行ったのを覚えています。

どうやら、自分のキャパがどのくらいあるのか、まるで分からなくなっていたようで、それでも週5〜6で仕事を入れていたのですが、今年の夏頃に限界を感じたため、仕事を制限して週4にしました。

おかしいな〜3年前は休みなくても働けたんだよ〜と首をひねる私もいますが、体が以前より動かなくなっているので仕方ありません。

仕事を週4にしても、それでも猛烈な腹痛(手術したあたり)が時折襲ってくるので、今まで通り働けなくなってしまいました。

そこで、冬休みは思いっきり休もうと思ったのです。

慣れないことをするものではありません。

それまで、朝4〜5時に起きて、朝食を作ったり朝勉をしたりしてから仕事に行っていたのに、「すべて休む!」と宣言して実家に転がり込んだところ、母(復活した)が「実家にいるときくらい寝てればいい」とひたすら寝かせてくれたお陰で、疲れはどんどん取れていきました。

いつの間にか、朝9時に起きることに慣れてしまい、少し不安を覚えつつ実家から横浜に戻ると、今度は昼まで寝てしまうようになりました。

昼夜逆転気味の生活です。実家にいる時は、それなりに刺激があって日中は活動できましたが、横浜に帰った後は3日間、本当に活動することが難しくなりました。

頭も働かない、家事もしたくない、1歩外に行くのも嫌、お布団から出たくない。

だって、体が動かないんだもの。

不登校の方の気持ちがとてもよく分かります。

「私、もう今まで通り働けないのかも・・・」

と、本気で焦りましたよね。

変に焦ると夜眠ることができません。

そして、また次の日に昼まで寝てしまうのです。

ヤバさを感じた私は、フェリチンサプリを注文してみました。

慢性的に体がダルいのは、フェリチン(鉄)不足なのではないかと実家で妹に指摘されたからです。

②旦那さんに勧められてコレをやってみた次の日

ヤバいな〜どうしようかな〜引きこもりまっしぐらだよ〜

と考え始めた時に、旦那さんが

「よもぎの足湯、めっちゃ気持ちいいからやってみなよ。」

と、お風呂場に足湯の用意をしてくれました。

(夕方過ぎです)

私は浴槽のふちに腰掛けて、足をバケツに入れます。

お風呂には熱めのお湯(45度)が張ってあり、42度くらいのお湯を半量ほど入れたバケツに、時折熱めのお湯を継ぎ足していきます。

足が出ている状態なので、冷えないようにバスタオルをかけました。

30分くらいその状態で過ごすと、体中がポカポカして気持ちよくなって来ました。

私は介護講師をやっていた時に、授業で教えていたことを思い出しました。

「これが温熱効果ってやつやね。」

夜、眠れない利用者さんに対して、寝る前に足浴を実施することはよくあります。

福祉の仕事をしている人は、誰かを癒すためには自分を犠牲にしてまで働くのですが、何故か自分の体のケアをおざなりにしてしまいがちです。

リラックスできる方法としての知識はたくさん持っているし、自分以外の誰かには実践したことがあるし、教えているのに、そういや自分でやったことないや・・・そんなことを考えながら、リラックスした状態でリビングに戻りました。

そして、あったか靴下を履いてしばらくはソファで足用マッサージ機を使っていました。

すると、自分の体を「もっと楽にしたい」という欲がどんどん湧いてきたのです。

普段やらないくせに、私はストレッチや体操をし始めました。

体は「もっと楽にして」と言っているのですが、何故か疲れが取れているから動けるのです。

面白い。

ストレッチをしていると、旦那さんが「今度は腰湯やってみる?」と勧めてくれました。

もっと、気持ちよくなりたい!

普段は「めんどくさいからいいや」と思うのですが、この時は

「やるやる!」

の2つ返事です。

早速、お風呂場に向かうと、腰湯セットが用意されていました。

ベビーバスの中に、お尻がすっぽり入るように足を少し開いて座り、時折手桶で熱いお湯(41〜42℃)を流しこむことで一定の温度を保ちます。

そして、蒸気が体を覆うように、ビニールコートを羽織ってボタンを閉じます。

私は欲張りなので、足浴バケツで足湯も一緒に行いました!

頭は外に出ているので、のぼせることがなく、時折お湯を足してあげる動作をすることで飽きない🎶

30分くらい続けて、めちゃくちゃ気持ちよくなって温まって、外に出ました。

脱衣所にはワンコバスマットがあるので、これがまた癒される(^^)

そして、身体が温まっているうちに暖かいパジャマを着て、お布団に入ってぬくぬくしました。

いつの間にか寝落ちしており、起きたのは朝の5時。

シャキッと目が覚めて、いつもならイヤイヤ取り掛かる家事をスムーズにこなすことが出来ました。

その日は、旦那様と久しぶりに出かける予定になっていたのですが、いつもは旦那様の足が早くて着いていけない私が、とても颯爽と歩いていて、旦那様もびっくりしていました。

結局その日は全部で2万歩も歩き、身体が正常モードに戻ってきたことを実感しました。

一時期は起きることもしんどくて、このまま社会復帰が難しいのではないかと真剣に悩んでいた時間が嘘のようでした。

③活動と睡眠、自律神経、免疫システムの関係

人間の身体は、朝日が昇るとともに交感神経活性化モードに入って徐々に目が覚めていき、一日の活動が終わると副交感神経が優位になり始めて身体を休めるモードに少しずつ切り替わる。

どんな人でも、生まれつきのシステムは変わらない。

しかし、今の世の中は夕方を過ぎても「刺激」になる便利なものがとても多いので、「刺激」によって活性化してしまう交感神経が、ずっと優位に働きがちなのです。

家の中は煌々と明かりがついていて、テレビやスマホ、ゲーム、軽快な音楽を好きな時に楽しむことができます。

好きなことに夢中になっていて、気づいたら夜遅くまで起きていた、なんてことはよくあることです。

しかし、夜は、本来は「刺激」を極力とりのぞいて身体がリラックスモードに入る時間ですので、「刺激」を与え続けてしまうと自律神経のバランスを保つことが難しくなります。

自律神経は、血圧、脈拍、発汗、食欲など、生命活動をつかさどる根幹となる神経系ですので、乱れてしまうと全体的に活動をうまく行うことが難しくなってきます。

朝起きて、夜はしっかり寝る。

たったこれだけのことで、自律神経のバランスを保つことは容易になり、しっかり食べて運動することもスムーズに出来るようになるので、免疫力も上がります。

この「夜しっかり寝る」ために、足湯や腰湯で身体中の血液の巡りをよくしてリラックスモードに入ることはとても大切なことなのですね。

また、「よもぎ」を入れているので、よもぎのエキスが全身に回ってデトックス効果を発揮します。

身体のあちこちが痛いのも、血液がうまく回らずにあちこちで炎症を起こしていることに起因するので、これを取り除いてしまえば身体はぐっと楽になるのです。

身体が楽になれば、日中の活動量が増えて、夕方以降ほどよく疲れているので、よく眠れます。

1度、きっかけを作ってしまえば、後は身体が元に戻りたがるので、自然な身体の動きにまかせていくことが出来ます。

④コレをやる時の注意点と、他のセルフケアとの併用のススメ

さて、私は1度やって効果を実感したので、更に欲が出て、「もっと熱いお湯でやってみたらどうなるだろう」と、寝る前に45℃前後のお湯で同じように足湯と腰湯をしてみました。

更に身体を温めて、もっともっと血液循環がよくなると期待したからです。

「わぁ〜めっちゃ気持ちい〜」

って、最初は感動していたのですが、どんどん頭が冴えて身体が「動くモード」になってしまったのです。

夜寝る前なのに、ギンギンに目が覚めてしまい、動きたくてたまらなくなってしまったので、ひたすら体操をしていました。

途中で気が付きました。

そう言えば、介護初任者研修の講師してる時に、42℃以上のお湯に入ると交感神経が活発になるからリラックスしたい時は辞めるように教えてたんだった、と。

教えるのと実際にやるのは、全然違う。

人間は理論道理に動けるものではないのです。

しかし、交感神経が活性化したままだとまた眠れなくなって悪循環なので、私は他の方法で副交感神経を優位にすることにしました。

体操を、少しずつリラックスできるストレッチに切り替える。

呼吸を意識して、8秒吐いて8秒吸うを繰り返す。

そうして、副交感神経を優位にしていき、21時に眠ることに成功しました。

足湯・腰湯の注意点①

熱すぎるお湯でやらない!

熱いお湯の「刺激」で眠れなくなるのは本末転倒ですね。

後は、「脱水」に気をつけることです。

これ、身体中が暖まるため、熱すぎないお湯でやってもめちゃくちゃ汗をかくんですよ。

また、身体の老廃物を流すためにも、どんどん水分をとってあげないといけません。

少しだけ自然塩(ミネラル豊富!)の入った白湯、またはレモンウォーター(ぬるま湯)を手元に置きながら足湯・腰湯を行い、実施前後にもコップ1杯ずつ飲むことを心がけておくとよいと思います。

足湯・腰湯の注意点②

水分をしっかりとる!

水分をとったら、リンパ液をしっかり流すために、軽くストレッチを行うことが望ましいです。

リンパ液は、血液と違い自律神経の働きで勝手に流れてくれないため、自分が身体を動かすことで流すしかないのです。

これで、デトックスとリラックスの完了です。

⑤よもぎの足湯・腰湯のやり方まとめ

足湯・腰湯のやり方は、旦那様がこちらの本を参考にして教えてくれました。

本の中では、よもぎを煮出したお湯を使っていますが、我が家では簡単バージョンで、よもぎをお茶こし袋に入れてお風呂に入れることでよもぎ湯を作っています。

乾燥よもぎを20g計って、

10gずつ、袋に入れていく。

できた!

これを湯船に入れて42℃くらいの熱めのお湯をはって、お湯の準備バッチリ!

後はビニールを被って、足と腰をつけて、手桶で熱いお湯を足しながら入るだけ!

水分摂取を忘れないようにしましょう♪

そして、終わった後はストレッチ✨

呼吸を意識的に、8秒吐いて8秒吸うと、より効果あり♡

いかがでしょうか(*ˊ˘ˋ*)

とっても気持ちよくてよく眠れて、次の日にめちゃくちゃ動くことが出来ます!

昼夜逆転気味で、慢性的に身体がダルい方におすすめ!

是非、やってみて下さいね🎶

ちなみに、フェリチンサプリも届いたので飲み始め、割と絶好調で仕事はじめを迎えられました!

良かった!